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  気になるさかな、気になる生態、日々のたわごと・・・・

新緑 04/08/2006
 寒いし時化そうだし気が重いなぁ・・・という気分を振り払って、思い切って海に行く決心をした途端、眼が真っ赤に充血して、涙が止まらなくなりました。仕方なく海はあきらめて眼医者に行くと、受付に「充血、目やに、かゆみのある方は流行性の結膜炎の疑いがあるので、待合室のものに一切手を触れないでお待ちください」と書いてありました。なんだか犯罪者みたいな気分で待つことしばし・・・、診察の結果は「軽い」結膜炎・・・ということで、目薬だけもらって開放されました。
 埃や花粉も舞いやすいし、眼病は「季節もの」ということもできそうですが、やはりこれからの季節は「眼に青葉・・・」の新緑ですね。・・・ということで、今週は海なしだったので、またまた先週の伊豆ネタでお茶を濁します。

 海の中の「新緑」といえば、そろそろ芽を出し始めるアントクメなどを思い起こしますが、赤沢スペシャルの「新緑」は、やはりこの時期から現れるイダテンカジカの幼魚です。大きくなるにつれてだんだん褐色になっていくのですが、全長3〜4cmぐらいのステージでは、こんな鮮やかなグリーンのさかなは他にいない、というぐらい美しい。ところが、名前のとおり韋駄天ばりに素早く動き回るので、撮影しようと思ったらもう大変です。おまけに、棲んでいるのは漁港のスロープの波打ち際、水深30cmぐらいのところですから、ちょっとでも波があると身体を固定することもできず、やっとピントを合わせたと思った途端身体ごと持っていかれてしまうのです。

 今年は、イダテンカジカの数も多く、サイズもやや大きめなので、それでも例年より少しは撮りやすいのですが、この日も風波のために思うようにはカメラを構えられず・・・。後で、写真を見せたら「もう少しグリーンがきれいなのはいないの?」とか言われてしまいましたが、そんなこと言ったって被写体を選ぶなんていう贅沢は許されず、たまたま目の前にいるヤツを撮るのが精一杯なんですから・・・。(怒)
(4/16記)
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魚っちゃー
test
  (投稿日) 09/28/2006 14:18   編集/削除

鶏アタマ、その2・・・ 04/08/2006
 人の顔を覚えるのが苦手です。とくに女性は髪型とかお化粧により、その時その時で印象が変わるので、余計分かりにくくなります。さらに顔立ちの整った美人は、気になる部分が少ないのでその分覚えにくい。女優さんの名前をなかなか覚えないのも、単にドラマを見ないからというだけではないのかもしれません。つい先日も何回も海で会っている方を初対面だと勘違いして恥をかいたのですが、まぁ、それもその方が美人だったから・・・と言えば許されるかな?(^^;;

 ところで、何回逢っていても忘れてしまうのは女性だけとは限りません。さかなも特徴をすぐ忘れてしまうから、以前に調べて判ったつもりの種でも、しばらくすると同じように混乱してしまったりします。3年前に伊豆の赤沢で見つけた、頭の皮弁がちょっと変わった印象のコケギンポ。こちら方面ではあまり見ない「イワアナコケギンポ」ではないかという話になり、一生懸命調べた結果、眼上皮弁の本数からコケギンポ、アライソコケギンポ、シズミイソコケギンポのいずれかということになったのでした。ところが、先日、またしても同じようなコケギンポを見つけて「イワアナではないか?」という話になり、前に調べたこともすっかり忘れて図鑑などを繰り始めたのです。結果、同じようにして「イワアナではない」との結論に達し、「そういえば、前にも調べたよなぁ・・・」と思い出す始末。今回は、鰓蓋の辺りまで写っていたので、黒点がないことを確認し「ザ・コケギンポ」だろう、というあたりまで判ったのはよいのですが・・・。

 検索図鑑を紐解くと、コケギンポの仲間を見分ける最初のポイントは、眼上皮弁が1列のグループか2列のグループかということ、そして、もうひとつのポイントは、背鰭の先のほうに黒斑があるグループかないグループかということ。ところが、今回のこの個体は、眼上皮弁は1列でコケ、アライソ、シズミイソの特徴なのに、背鰭の黒斑はなく、トウシマ、イワアナ、ハダカのグループの特徴と一致するのです。おいおい・・・。おそらく、背鰭の黒斑は状況によって消えるか、標本でないと出ないのだと思われますが、まぁ、とにかくややこしい。こんなことじゃあ、また1、2年後に同じことを調べることになるんでしょうね。(笑) (4/11記)
 
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大平 >
おー、きれいな子ですね。これだけ頭が出ていたら頭頂皮弁を見た方が分かり易いですよ。トウシマ、イワアナには頭頂皮弁がありますが、この子はないですね。あと、黒斑ではないけど背鰭前方に眼状斑はありますね。トウシマ、イワアナにはこの斑紋そのものがありません。イワアナ見てみたいですねー。江ノ島辺りにはいるようですが。。。
  (投稿日) 04/11/2006 21:23   編集/削除
魚っちゃー
なるほど。コケギンポ系のことは大平さんに聞くのが早いなぁ。イワアナもぜひ見たいのですが、アライソってちゃんと確認したことあります? シズミイソといわれるのは八丈島で見ているのだけど・・・。ちょっと真面目に過去の写真を見てみよう。
  (投稿日) 04/12/2006 10:40   編集/削除
大平 >
3年位前にオクリダシにアライソっぽい子がいました。掲示板に貼っておきますね。アライソ、シズミの違いはハッキリ言ってよーわからんです。。。
  (投稿日) 04/12/2006 19:56   編集/削除

イソハゼ地獄 04/06/2006
ハゼ好きのダイバーは結構多いと思いますが、イソハゼの仲間まで注目している人は意外に少ないのではないでしょうか。そう言う僕自身そのひとりで、とくに南西諸島などイソハゼの種類の多いところではなかなか特徴も覚えきれず、写真を撮るのも面倒なので、ひとまず敬遠していました。先日、奄美大島でスズメダイ調査のため、ガイドさんも初めてという浅場ポイントで潜ったところ、運悪く僕はあまり魚の多くない方向に行ってしまったため(その間、別の人はすごいスズメダイを見つけていたのですが・・・)、所在無く水深2mぐらいのところをウロウロしていました。そうするうちに、よく見るとイソハゼの仲間が結構多いことに気づき、テレコンもつけていないので、小さなイソハゼはなかなか寄りきれないのですが、それでも何個体かを撮影し、後で調べてみることにしたのです。
比較的多かったのは、矢野さんの図鑑で「イソハゼの1種-2」とされているのと、「イソハゼの1種-4」とされているもので、数はたくさんいても未記載種となると、なんだかトクしたような気になるのはフィッシュウォッチャーの性。ところが、もう1種、どうも図鑑に載っているのには当てはまらないのがいたのです。クロスジイソハゼかニセクロスジイソハゼにも似ていますが、尾柄部の黒点はないし、身体全体が透明でなんの模様もない。「すわっ、新たな未記載種か?」と興奮してしまいました。
ところが、よくよく見ると、図鑑の個体では目立つ体側表面の白斑列がないものの、そのほかの特徴はハナグロイソハゼそっくり。「こんな個体もいるんだ・・・」と、結果ガッカリということに落ち着いたのでした。しかし、こうして1種でも2種でも認識できる種が増えてくると、イソハゼにもがぜん興味が沸いてきますね。うーん、100mmレンズかテレコンが必要か・・・。これは、やっぱり地獄への一歩なのかなぁ。
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尾鰭でブルブルッ 03/18/2006
「ケニー劇場」の第2弾、今度の主人公はニセネッタイスズメダイです。このスズメダイは奄美大島や沖縄の浅場ならどこでも普通に見られるので、まず注目されることはありません。ところが、こんな普通種でも楽しく見せてしまうところが、ケニー・マジック・・・。エキジット直前、アンカーロープの周りで放し飼い状態にされている時のことでした。適当な被写体も見当たらず、フラフラしていると、ケニー君に呼び止められ、大きなニセネッタイスズメダイを指差されました。ボードに「尾鰭を見ていて」と書いてみせるので、成り行きを見ていると、死んだサンゴの上で手のひらを振るケニー君に気づいたニセネッタイスズメダイが、スーッと近づいてきます。縄張り性の強いスズメダイの仲間のこと、巣を防御するためだということは簡単に想像できましたが、面白かったのはその攻撃方法です。クマノミやミツボシクロスズメダイなどは、ダッシュしてきて指に喰いついてきますが、このニセネツタイ君、手の直前まで来るとなんとクルッとむきを変え、尾鰭をブルブルッと震わせて、手をはたくようにするのです。これはニセネッタイスズメダイの習性のようで、何度やっても必ず口では攻撃しては来ず、必ず後向きになってブルブルッ・・・と攻撃してくるのです。おそらく、他のさかなに対してはこの方法も有効なのでしょうが、人間相手ではかえって「かわいいッ!」なんて言われて、何回も邪魔をされることになってしまうのがオチでしょう。攻撃している本人としては必死なんだろうけどね。(3/26記)


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tomi >
ホント、かわいかったですね〜(^.^) 同じ手でもま○子さんの時とお尻の振り方が違うのにも笑えました。うーん、ケニーさんは魚にモテるのかなぁ?!
  (投稿日) 03/26/2006 21:03   編集/削除
つねみ >
いや、こいつはきっとメスだったんですっ!
  (投稿日) 03/27/2006 21:55   編集/削除
魚っちゃー
また、酔っ払って嫌がらせしたんでしょ。
  (投稿日) 03/28/2006 13:41   編集/削除

鶏アタマ。。。 03/19/2006
 奄美大島のエンタテインメント系ガイド・ケニー君は、ときどき、さかなやその他の生物を操って面白いものを見せてくれます。前に紹介したモヨウフグをサンゴの欠片でおびき寄せるワザもそうでしたが、今回の「出し物」はコブシメ。イソハゼかなにかを夢中で撮っていたら、バディが呼びに来たのでついて行くと、手を伸ばして振っているケニー君の前に、30cmぐらいのコブシメが向かい合っていました。すると、コブシメが見る見る体色を変えたかと思いきや、突然ケニー君に向かって突進し、手にしていた指示棒のフックにしがみついたのです。呆気にとられてしばらく見ていると、今度はジワジワと間隔を詰めてきて、いきなり捕食腕がシュバッと伸び、支示棒のフックを抱えてバタバタと暴れます。
 どうやら、フックを餌と間違えて捕食しようとしているらしいのですが、当然、相手は固くて不味い金属のカタマリですから、「ペッペッ・・・」という感じで放り出し、興奮色から真っ白に変化しながら後ずさりしていきました。ところが、数10秒もしないうちに、またまた同じように近づき性懲りも無くフックに食らいつくではないですか・・・。どうも、「食べるものではない」と認識したものの、すぐに忘れてしまって、再びピョコピョコと動く物体を餌だと思ってしまうようなのです。匂いとか色とかではなく、動きで餌だと認識しているようなのですが、それにしても、まさに3歩歩くと忘れてしまう「ニワトリ」以上の頭悪さ・・・。「そんなことだから釣られちゃうんだよ〜」とケニー君も嘆いていましたが、確かにこれじゃいくつ命があっても足りないよな〜。(3/23記)


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